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伝えることの大切さ 2010年1月7日

新しい年を迎え7日が過ぎました。
ご挨拶が遅くなりましたことお詫び致します「本年も宜しくお願い申し上げます」。

さて、2010年初めのブログのテーマを【伝えることの大切さ】と致しまして綴らせて頂きます。突然ですが皆様は「エンディングノート」というものをご存知でしょうか?死は誰もが迎える瞬間であることは言うまでもなく、未知の領域と言えます。ゆえに不安や疑問、後悔を人は抱えているように思われます。例えば 死に直面したご家族であれば、大切な家族の突然の死に、「どうしていいかわからない」と途方に暮れることと同時に「本人の希望を聞いておけば良かったなぁ」と後悔の念を抱くことはよくお聞きする話です。またご自身の死について考えている人は、自分が死んだときに、家族に心配や迷惑を掛けたくないなどの思いを持っているようですが、家族に自分の「死」について面と向かって話す勇気がないなど、「人の死を迎えること」「死に行く前の準備をすること」は、人として持つ何らかの気持ちとの戦いなのではないでしょうか。

そこでその解決のきっかけとして用いられているのが「エンディングノート」です。誰しも、ご自身がイメージするご葬儀の形(お葬式は家族葬で行って欲しい、予算はこれくらいで、お寺さんは何人で、院号はいらない、どこどこの葬祭ホールを借りて、祭壇は菊に限らず色々なお花で、遺影はこの写真を、BGMはこの曲で、食事は老舗の何々さん、香典返しはハンカチを・・・等々)をお持ちなのではないでしょうか。このように、ご自分の死を迎える前(生前中)にその方のご葬儀に対する「ご意志」をノートに書き添え、記録に残しておくのがエンディングノートの役割なのです。また、このエンディングノートには、ご自身の略歴や人柄、親類・友人・知人の連絡先、預貯金、クレジット、株式、不動産、生命保険などもご記入する欄がございます。これらは、お葬式前の連絡や葬儀委員長が申し上げる略歴の作成、焼香順位、相続にご利用することが出来ます。

しかし、このエンディングノートにご記入を頂いたとしても、その存在を残されたご家族が知らなければ、何の意味も持ちません。ご記入をしたご本人が、その意志をご家族にご説明し、ご本人にもしもの事があったときに、エンディングノートに書かれている内容に沿ってご葬儀が行われるように、 納得が行くまで話合うことが必要 なのです。

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