Q「旭川市では、あまりないとは思いますが、葬儀会場を自宅にして
普通に新聞に掲載してお葬式を行いたいと思っています。ただ、会葬者が座る場所がありません。何か良い方法はありますか？」
A「確かに、旭川市ではご自宅でご親族をお呼びして、お葬式を行うことがあっても、新聞に掲載する一般葬スタイルでお葬式を行うことは、ほとんどありません。
問題は、あなた様が気にされているように、お座り頂く場所がないということです。このような葬法の場合、ひとつはお座布団を敷き（座布団は葬儀社もしくは仕出業者がお貸しします）ご遺族、ご親族、一般会葬者の方に座れる限りお座り頂き、後からお見えになった一般ご会葬の方の為に焼香所を設け、ご焼香をしてもらいお帰りになって頂く方法か、
もしくはよくテレビドラマで見られるように、祭壇に向かい、ご遺族、ご親族が左右（内向き）に分かれて座り、中央通路祭壇前にご焼香所を設置し、一般会葬者の方には、ご焼香の上お帰り頂くなどの方法が考えられます。
＜＜＜その他の留意点として、
①、祭壇の設置場所　及び　お棺を安置するスペースが在るかどうか
（祭壇の大きさにもよりますが、３・４畳ほど必要になります）
②、①を踏まえて、ご親族へご案内の範囲
（①を考慮した上で、ご親族が収まる広さであれば問題はありませんが、ご親族が収まらないほどいらっしゃる場合ご案内する範囲を限定する必要があります）
③、駐車場所
（旭川市の場合、車で移動する方が多いですので、ご自宅で行う場合、出来るだけ公共の交通機関等をご利用され、ご会葬されることをご連絡して下さい。有料お悔み広告をご利用してお葬式のご案内をされる場合は、駐車場がないことのご注意を促すことの文書を添えることをお薦めします。）
以上のことも含めて、ご自宅でなさるか、他の場所で行うかをご検討下さい。」