家族葬で香典を届けてよいのでしょうか?
Q「亡くなった父の友人がお亡くなりになりました。父のお葬式のとき、ご香典を頂いていたので、お通夜に香典をお届けしようと思っていたのですが、家族葬でお葬式を行うことになったとお聞きしました。そのような場合、香典をお届けしてもよいのでしょうか?」
A「ご家族葬の場合、ご家族のご心情をお考えになった時、一般の方のお葬式へのご会葬は控えたほうが宜しいでしょう。
そのかわりとして、ご香典をお届けするひとつの目安となるものがございます。それは葬儀終了広告です。この広告は、一般的にご葬儀が終了した翌日、もしくは初七日までの間に、葬儀が終えたことを告知する広告で、この広告の掲載により、お葬式が社会的に公になったということが判断出来ます。
葬儀終了広告の種類には、無料広告と有料広告があり、無料広告は故人名、喪主名、住所 と掲載内容が限られているのに対して、有料広告は 故人名、喪主名(他親族)、住所に付随して、お伝えしたい文章を入れることが出来ます。ご遺族のご希望や故人様のご遺志によっては、ご弔問やご香典、ご供花、ご供物をお断りする内容の掲載もございますので、対象となる方の葬儀終了広告を見かけた場合はそのあたりにご注意してお読み下さい。
また、無料広告、有料広告 共に広告の掲載がない場合がございます。このような場合は、ご弔問、ご香典等は頂かないという喪家様のご意思の表れと考えて宜しいかと思います。しかしそうは言っても、人間関係は割り切れるものではありません。どうしてもご弔問されたい場合には、一度お電話で喪家様のご了承を得て下さい。その上でのご弔問として下さい。」