おみはなやのホームページを開設致しまして、2シーズンが過ぎようとしています。
ホームページ開設のきっかけは、弊社のことをもっと多くの方々に知って頂きたいという理由と、「よくわからない」ご葬儀の情報を、ご覧頂く皆さんの視点となって、伝えることにありました。ご葬儀は、私たちの人生においては、数え上げることが出来る程経験をすることが出来ない事柄ではないでしょうか。そのうち実際に、喪家となり携わることは、ご両親や不幸にしてお亡くなりになったお子さんのご葬儀と、ごく近い血縁関係者に限られると思います。したがって、私共の祖父やその以前までは、肉親のご年配にあたる方や町内会など、家族や地域で協力することでご葬儀を執り行い故人をお送りすることが当たり前とされて来ました。しかし昨今は、コミュニティーを利用しない葬儀・ごく近い家族による葬儀・葬儀を行わないなど、葬儀スタイルが変化したことで、葬儀のことを残され者に「申し伝える」という仕組みは消えようとしています。多くの方々は「葬儀社がいるから大丈夫」と安心しきっている現状にあります。
しかし、「葬儀社がいるから大丈夫」という安心感とは裏腹に、葬儀社に対する苦情が寄せられているようです。例えば葬儀を終えいざ支払という段階で、葬儀費用が高く驚いたこと　や　見積もりで説明を受けていない商品が請求されていたり、高額な祭壇やお返し、料理などを強要された　など　「葬儀社を信じ裏切られた」という話しが実際にあるのです。
私は、ご葬儀においては、ご遺族・ご親族が後悔するものであってはならないものと考えています。送られる故人の「意識なき意識」が残るようなご葬儀ではいけないのです。その為には、心から信じることの出来る葬儀社を探すことが皆さんに必要であり、また私達葬儀社は、お客様が求める情報を的確に配信することが必要なのです。
2009年も間もなく終えようとしています。これからも、つたない文書ではありますがご覧頂いている皆様にお役にたてる情報をお伝えできますよう心がけて行きたいと思います。また本年（H21)10月にオープンした葬祭ホール「おみはなやメモリーホール」完成に伴い、ホームページをリニューアル致します。時期に関しては、未定にておいおいとなりますが、ホールの情報を中心に、既存のニュース・イベント情報、Q&A、慶弔生花販売とこれからも「開かれた葬儀創り」の為に私なりに尽力していく所存にございます。
以上となりますが、来年もどうぞ「おみはなや」を宜しくお願い申し上げます。本年は「誠にありがとうございました」。