結婚式とお葬式が重なった場合の優先順位というご質問ですね。
一般的によくお聞きするのは、結婚式と違いお葬式は、故人と対面する最後のご機会という理由から、お葬式を優先すると言われています。しかし、例えば事前に結婚式での挨拶を頼まれ、急な変更が難しい場合などは、近しいご親戚のご不幸以外であれば、理由を伝え結婚式にご出席することも可能と思われます。もちろん、通夜もしくは葬儀のどちらかにご出席することで、ご遺族に了承を得ることも出来るのではないでしょうか。対象が結婚式以外の場合、例えばご出産は、子を授かるという神秘的な瞬間であり、ご夫婦にとっては特別な時間であることから、いくら大切な方のご葬儀であっても、その場を離れることは難しいと思われ、必然的にご出産が優先されることになります。ですから、優先順位を決める際は、状況や理由、立場はもちろんのこと、その方とのお付き合いの度合いなどを十分に考慮し決めることが必要です。