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法要の挨拶をするのですが 2010年5月24日

Q:近く、父の1周忌法要を行う予定です。そのとき家族を代表して挨拶をします。参考になる挨拶例はありますか?A:1周忌の法要のご挨拶ですね。1周忌でのご挨拶は葬儀のときの遺族代表挨拶とは違い、短く簡潔にまとめて頂いてかまいません。話の構成といたしましては、①お越し頂く皆様へのねぎらいの言葉と感謝、②故人とのエピソード、③おとき(お膳)の御案内、④改めて感謝の意を表し閉じる です。では、参考例をご紹介します。
『本日は父の1周忌法要に際して、何かとご多用のところ大勢の皆様にご列席を頂き、誠に有難うございます。
父が亡くなって早いもので1年が過ぎようとしておりますが、ご列席の皆様をはじめ多くの皆様方からの温かいご厚情を賜り、お陰様で、私達家族もつつがなく日暮らしをしています。父はご存知の通り生来の頑固者で、絶対に自分の意志を曲げることのない人でしたが、根はやさしい人で、ちょっぴりお人良しなところもありました。亡くなる5年前には、母と一緒に京都の本山を参詣し、もう思い残すことはないと言って大変喜んでおりました。父が亡くなって今更にその存在の大きさを知らされる私ですが、父の教えを糧として、これからも家族一同頑張って参りますので、亡き父同様に御厚誼のほど宜しくお願い申し上げます。
ささやかではありますが、心ばかりの「おとき」をご用意致しましたので、故人を偲んで、時間の許す限り、ごゆっくりとご歓談下さい。
本日は誠に有難うございました。』
お通夜からはじまり葬儀、1周忌法要と、お越し頂く方には、お忙しい最中にご予定を入れて頂いています。しっかりとしたご挨拶で感謝の意を尽くすことが、残された遺族の務めです。ご挨拶文を作り、紙を見ながらお話してもかまいませんので、心温まるご挨拶をお考え下さい。

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