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エンディングノートって何ですか? 2011年2月24日

Q「私は今年で78歳になります。もうそろそろお葬式のこと考えようと思い、友人に相談したところエンディングノートを薦めてくれました。そのノートには事前に自分のお葬式の希望を書いておくと友人から聞きましたが、具体的にどのような内容になっているかを教えて下さい。」
A「 エンディングノートは大きく
①自身のお葬式の設計(「このようにして行って欲しい」)
②自身の情報の開示
このふたつの事柄を中心に構成されています。その目的はエンディングノートに書き留めることを、家族・血縁者もしくは葬儀執行者(家族以外の者)が共有することにあります。
①お葬式の設計の部分では、自分のお葬式の規模(盛大に・標準的に・ひっそりと)や宗教(仏教・キリスト・神道・無宗教)、喪主は誰が務めるか、戒名/法名(仏教の場合)をどうするか、お葬式の会場(自宅・寺院・ホール・その他)、遺影写真の準備(有無と保管場所)、演出への希望(BGMやビデオ他)、弔辞を読んでもらいたい人、お葬式の費用について、会食や返礼品(業者・商品に対する希望)、納骨について等となっています。
②自身の情報の開示では、略歴【出生(氏名・生年月日・出生地・本籍)、両親や兄弟姉妹に、学歴、仕事、配偶者との出会い・結婚・子供、現在の私の趣味等)】 や友人や知人の住所・連絡先、諸手続に必要となる情報【預貯金、クレジットカード、株式、不動産、借入金やローン、保険関係、その他の資産(貴金属、会員権)】などを書き留めたり、また老病死に対する意思の選択(余命や病名の告知・介護についての希望・死を迎える場所・延命治療の選択)などを記入します。
このエンディングノートを利用する上で大切なことは、目的にもございましたように、ひとつは詳しく書き留めておくことです。生は自分の意思では、どうにもならないことですが、死は自身の意思で選択することが出来ます。人生の幕引きを考えることは、人生を見つめ直す機会であり、集大成。ご自身にとっては何とも感慨深く、格別なものとなるのではないでしょうか。そして、最も大切なことは、その意思を、配偶者もしくは子供、子供以外の血縁者へしっかりと伝えておくこと、引き継ぐ者は、その意志をしっかり守ることなのです。」

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エンディングノートについては、2010年1月のブログ “伝えることの大切さ” で以前ご紹介させて頂きました。もしよろしければ、ご一読を。。。

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